鬼才ミヒャエル・ハネケ監督作品!!
(胸糞悪い映画製作 No.1監督)
「ファニーゲーム」にも出演しているアルノ・フリッシュ主演。10代の中高生を演じる。この俳優、胸糞演じさせたら天下一品です。
この作品も、やはり相当胸糞悪い映画でした!!
※ネタバレ含みます
ある日、主人公の少年が街で知り合った少女を自宅に招き入れ衝動的に殺害する…一部始終をビデオカメラで撮影していた。
少年は両親がそばにいる時に、撮影した殺人の様子をビデオ鑑賞する。当然、両親は衝撃を受ける。少年は平然としている、罪の意識全くなし。
怒る・殺した理由を聞く・警察に自首させるなどとは一切考えず、父親はまず真っ先に隠匿工作を考える。
両親だけの隠匿会議…母親は何がどうおかしいのか、薄ら笑いを浮かべながら話し合う。(かなり気持ち悪い)
捜査される可能性もあるので、逃げるために母親と少年は海外旅行に出かける。旅行を普通にバカンスのように楽しむ。
2人が旅行に出かけている間に、父親が少女の死体を処理する。
旅行から帰ってきた少年に父親がなぜ(殺人を)やったのかたずねる。
少年「どんなもんかと思って…」罪をおかした意識ゼロ。
この家族、全員狂っていました!!
最終場面、少年がある行動をとり胸糞に輪をかけた最悪の結末を迎える…