これはちょっと覚えてるようなつもりでいたけど、「薄暗い部屋で男の子が映像オタクで、」のイメージのその先はびっくりするくらい覚えてなかった。
なかなかですね〜。
こういうところ突きつけてくるよな〜。
こういうのサイコパスと言っていいのかどうなのかなんとも言い難いところ。
ベニーの「どうかなと思って」の一言がずっしりくる。
少年の行為や感情について、何がどうしてこんな要因が絡んでとか、犯罪を犯す人は目先の欲求(殺意)までしか考えられない、その先がどうなるかまでは想像できない人、などと説明しようと思えばできるのかもしれないけど、人の意識の内側は誰にもわからないし世の中には誰もが納得できるような上手く説明のできないこともあるよな〜的な考えに着地してしまう。
昔、少年犯罪の更生保護施設へ見学に行ったときに施設の方からいろんな話を聞いてなんとも複雑な気持ちになったのを思い出した。
物事の優先順位や価値基準は人それぞれ。被害者の血で「誰かおれを止めてくれ」と書いた連続殺人鬼の話も思い出す。
今気付いたけど主人公の男の子、「ファニーゲーム」の子だ〜。
「ファニーゲーム」はこわいからもう観たくないけどハマり役すぎ。役者って凄い。
