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偽れる盛装
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『偽れる盛装』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-293 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋現実的でお金儲けに勤しむ女芸者君蝶(今日マチ子)、強がって、妖艶で、そして実は家族想い、そんな主人公を見事に演じている今日マチ子を愛でる作品ですね。そして本作、当時空襲に合わなかった1950年代の京都の街並みを観ることができます。今と比べて面影もある街並みを観るのも一計です。

🖋本作、当時松竹を飛び出した吉村公三郎と新藤兼人が大映で製作した、京都の花街をリアルに描いた人間ドラマです。現実的でお金儲けに勤しむ君蝶を主人公に彼女を取り巻く旦那衆、茶屋町の人々の描写にこのコンビの脚本と演出が素晴らしい作品です。クライマックスの君蝶が絢爛な着物を着て逃げ惑う姿の演出は特に圧巻です(この逃げ惑う時の音楽はやはり伊福部昭の迫力が!)。

🖋脚本家の新藤は恩師である溝口健二の『祇園の姉妹』に対するオマージュとして、このシナリオを書きあげたそうですね。

😌Story:(参考: allcinema)
京都市観光課に勤める妙子には、宮川町で芸者をしている君蝶という姉がいた。君蝶はやはり芸者だった母への反発から、男たちから金を巻き上げていた。妙子は祗園で有名な菊亭の一人息子の孝次と恋仲だったが、彼の母親から身分が違うと結婚を許してもらえずにいた。東京から来た妙子の親友は、二人で東京へ逃げてしまえば良いとアドバイスするが、孝次には家を出る自信がなかった。

🔸Database🔸
・邦題 :『偽れる盛装』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1951
・日本公開: 1951/01/13
・上映時間 : 103分
・受賞 : ※※※
・監督 : 吉村公三郎
・脚本 : 新藤兼人
・原作 : ※※※
・撮影 : 中井朝一
・音楽 : 伊福部昭
・出演 : 京マチ子、藤田泰子、小林桂樹、河津清三郎

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
本年五月頃より、吉村公三郎監督が独立、新藤兼人の書卸し脚本によって準備を進めていた「肉体の盛装」を、このたび大映との提携によって着手、「偽れる盛装」と改題して世に送るもの。製作担当は、「赤城から来た男」の亀田耕司。演技陣は、「火の鳥(1950)」の京マチ子、「エデンの海(1950)」の藤田泰子、「二十歳前後」の北河内妙子、「東京の門」の村田知英子、「二十歳前後」の小林桂樹に、菅井一郎、進藤英太郎、殿山泰司、河津清三郎などである。
京マチ子+吉村公三郎でテンションあがって購入しました。

京都の宮川町のお茶屋さん?芸妓斡旋所?みたいなところが舞台でした。
女将さん、娘ふたり、若い芸妓ひとりの4人で暮らしてるっぽいんだけど、冒頭で若い芸妓が結核で倒れます。ふたりの娘のうち姉の方(京マチ子)はバリバリの芸妓になっていて、妹は市役所勤務。
前半はなんてことはない・よくありそうな話でしたが、妾だった女将さんが旦那だった人(故人)の家族に頼られお金を貸すために家を抵当入れるあたりから一気に話が動き出しました。特に若い芸妓が死んじゃうあたりからはものすごい勢い。クライマックスの京マチ子が刃物を持った男に追いかけられるシーンの迫力がマジですごかったです。

京マチ子(27)かっこいい。
この時代の新しい女性像だったんですかね。
男を手玉に取る様子は、当時の女性には(今の女性にも?)爽快だったのかも。

あ。けど吉村公三郎監督作品なら「安城家の舞踏会」が一番好き(そんなに本数観てないけどね笑)。

あとは京都弁が懐かしかったです。私世代ではもう使っていないような(たぶん)古い懐かしい京都弁。来月前半に久々に祇園祭中の京都に帰省するのがちょっと楽しみになりました。
帰省って言葉を使うのに気が引けるくらい関東に染まっておりますが…^^;
京都の宮川町を舞台に花街の古いしきたりに対しそれぞれ異なる形で反抗する姉妹の物語

妹(久我美子)は芸妓にはならず自己の恋愛を成就することにより、対する姉(京マチコ)は敢えて女を武器に芸妓の世界でのし上がっていくことによって戦後の価値が転換していく時代を生きていく、こういうのは脚本の新藤兼人が得意なところか

この作品の京マチコは強いだけでなく妹や後輩の芸妓を思いやる心優しきところもあるヒロインで無敵感がすごい

昭和26年当時の京都の街並みが見れるだけでもとても貴重

「京マチ子映画祭」にて

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