🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-293 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋現実的でお金儲けに勤しむ女芸者君蝶(今日マチ子)、強がって、妖艶で、そして実…
東京も大阪も丸焼けになって5年、こんな旦那衆もこの街も焼けちまえばよかったときっと腹の底で思ってるだろう。そうすれば、荒くれても気っ風のいい男たちが悪い金をたんまり仕込んで宮川町も祇園も立て直して…
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一生ついていきたい京マチ子...
やはり京言葉がよく似合う、ことばに乗っているこころの強さというか感じるものが格別
心地よい一気飲み
あの盛装で逃げる
踏切を渡れない君蝶
踏切を渡るふたり
君蝶に…
新文芸坐にて京マチ子追善上映で鑑賞しました。内容もさることながら、京マチ子の流暢な京言葉が映画を盛り上げており、当時の京都の雰囲気をひしひしと感じながら世界観にどっぷり浸かれる100分間でした。
…
このレビューはネタバレを含みます
手前、奥の空間を使う画面が多くて、京都の街に生きる中での人間模様が強く感じられてよかった。とくに終盤の追いかけっこはハッとする。
京マチ子は踏み切りで足止め食らって刺されまでして、若い二人は難なく踏…
ふすま等、仕切りの使い方が上手い。その一枚で世界は明確に区切られ、拒絶にも進路にもなる。君蝶の行手を阻むものは、別の役割をも果たす。
君蝶のやり口を昔はえげつなく感じたが、彼女の抱える悔しさや哀し…