偽れる盛装に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『偽れる盛装』に投稿された感想・評価

TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.7

南座より南の団栗橋などロケーションが話と一致しているのが嬉しい。今はなき市電に地上を走る京阪そして、東山魁夷の絵のような町家の瓦屋根。GGQによる英語の道路標識は貴重。

そんな京都は封建主義の地で…

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京マチ子+吉村公三郎でテンションあがって購入しました。

京都の宮川町のお茶屋さん?芸妓斡旋所?みたいなところが舞台でした。
女将さん、娘ふたり、若い芸妓ひとりの4人で暮らしてるっぽいんだけど、冒頭…

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京都の宮川町を舞台に花街の古いしきたりに対しそれぞれ異なる形で反抗する姉妹の物語

妹(久我美子)は芸妓にはならず自己の恋愛を成就することにより、対する姉(京マチコ)は敢えて女を武器に芸妓の世界での…

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小林桂樹のちょっとなクズな役がふるってましたね…母親の私的な感情から、
結婚を反対された二人で、ナーバスに話してるのに、なぜかキスから青姦になだれ込もうとして

「結婚してくださる?」

「そんな…

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最初は京マチ子は薄情で妹は優しいという話かと思っていた。でも、京マチ子は仲間の芸者が死んだときに人知れず涙をふいて、家の借金を返すために客に会いに行き、はっきりしない妹の恋人には平手打ちを食らわす。…

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一

一の感想・評価

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傑作~。どいつもこいつもだらしない男たちに比べて、京マチ子と村田知栄子のかまし合いにキャットファイトだよ。最高。クライマックスでようやく男は吹っ切れる。菅井一郎が包丁を持って温習会に殴り込みマチ子を…

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「古い世界に反発する妹、安住する母、体当たりする姉」

見どころは元気な京マチ子

舞台のシーンがはさまれたり、溝口っぽいなぁと思ったら、『祇園の姉妹』へのオマージュらしい
各登場人物が経済的にも愛情的にも綱渡り状況の中でせめぎ合う。予想通り刃傷被害に遭いながらも、逞しく生きる京マチ子の姿はいつも観ていたい。
昭和20年代の京都が多く撮影されていて、とてもよい。
moku

mokuの感想・評価

4.5
この京マチ子とても好きなんだよねー。
彼女と関わる、殿山泰司、菅井一郎、進藤英太郎もそれぞれに味わいあってとても良いです、とても。


<大映女優祭>
包丁片手の切羽詰まった菅井一郎に追いかけられるシーンはほんとカッコいい。これだけビッチを尽くした女なのに母と妹は大事にしている、君蝶こと京マチ子。

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