アイスクリーム(状のもの)が人を襲う前代未聞のSFコメディホラー。
壁や天井に縦横無尽に広がり、中毒になった人は中身もアイス化(?)して脆くなってしまいます。顔が砕けたり広がったりする描写はチープと言えばチープなんですが、作品の空気感にマッチ。そして「ロボコップ」に先駆け、そのアイスクリーム「スタッフ」のCMが所々に挟まれるのですが、段々と豪華でクオリティの高いものになっていく芸の細かさが好印象。コメディ風でありながら消費社会等に対する批判や風刺も盛り込んだ贅沢な作品でした。
ちなみに80年代を舞台にしたネトフリのドラマ、「ストレンジャー・シングス」シーズン3の7話目の映画館内の看板にこの映画のタイトルが表示されています。