ヤマカワ

しあわせ色のルビーのヤマカワのネタバレレビュー・内容・結末

しあわせ色のルビー(1998年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

ユダヤの戒律のことを詳しく知らないので、意見を申し上げるのは申し訳ないが、ソ二アは自分とはいったい何なのか??を求めて、行動していた。

厳格な掟の中で暮らすことはいいところもあるし、窮屈なところもあると思う

義兄との不倫(これは無理やりな感じがあったが)も、目的ではなく手段のように見受けられた。

「世間一般の当たり前」…この映画では戒律に沿った貞淑な自分、を受け入れられない、心が行動と伴わなく、苦しい思いをしているソニアを見ると辛かった。

端から見れば彼女は不貞をはたらいた、家庭も子育ても放棄した身勝手な女と映るかもしれない。
家庭を持った以上は、子供のために尽くすべき、とも思われるのかもしれない。

しかし、厳しい環境で育ってきてみずからが何者かわからない、周りがそうしているからという理由で心が伴わないことをしたことの結果が後から出てきてしまっただけなのかな…と。

最後のシーンでも元旦那さんにも言われてたし。

手放さざるを得なかった環境もあったと思う。

人の幸せって何だろう、
個人によって違っていいよね、と改めて思いました。

追記
どんなことでも合う合わないってある。
ヤマカワ

ヤマカワ