あの惨劇の夜、プロムナイトがまたやって来た―。
1957年のプロムの夜、クィ－ンに選ばれたメリ－・ル－はボ－イフレンドのいたずらで焼死してしまう。そして30年後のプロムの夜、復讐を果たす為メリ－・ル－は復活した！

前作（レビュ－済み）は自分的にはかなりの傑作でした。さて今作品は前作とは全く関係ないスト－リ－なんですが、これも青春ホラーとしては良かったです。今回は完全なオカルトホラー仕立てで、主人公の女生徒がメリ－・ル－にとり憑かれて人を次々に殺害していきます。少し残念なのは主人公の女性がイマイチ可愛くないんです。
でも裸になればけっこう可愛いかったです◎

他では『スキャナ－ズ』や『面会時間』のマイケル・アイアンサイドが重要な役（昔にメリ－・ル－を焼き殺した張本人で今は学校の校長）で出演してました。

う～ん、やっぱりアメリカはプロムパーティーとかあってうらやましい～と、どんだけ思った事か―。☆

• #続編も傑作だった☆
• #ジャケで損してる作品

1957年のプロムの夜、男を次々と弄ぶプロムクィーンの悪女メリー・ルー。

彼女は恋人の嫉妬により、クィーンを讃えるステージ上で焼死させられる。

それから数十年後のプロムの夜、その恋人が校長となったハイスクールで、悪霊として蘇ったメリー・ルーは一人の少女に乗り移り、再びクィーンに返り咲こうと邪魔者を次々と惨殺してゆく……。

プロムを舞台に巻き起る惨劇を描いた『プロムナイト』の２作目。

『プロムナイト』の続編ではあるが、前作との繋がりは特になく、30年前のプロムで焼き殺された女性メリー・ルーの怨霊をテーマにした作品です。

唯一の共通点といえば、舞台が前作と同じハミルトン高校という点か。

『エクソシスト』と『キャリー』と『エルム街の悪夢』が混ざったみたいな話です。

単なる復讐劇でしかなかった１作目と較べると、ずいぶんホラーっぽくなった印象。

物語はかつてプロムの夜に恋人の悪戯で、亡くなったメリー・ルーが、現代に蘇って...というストーリー。

スラッシャー映画というよりは、蘇った幽霊による復讐劇というオカルト路線にジャンルを変更されている。

スプラッター描写は増しましたが、代わりにサスペンス感は少なくなった気がします。

ジャンルは変わってますが、出来栄えは前回と比較すると、個人的には今回の方が良いと思いました。

真面目な家庭で育った女子高生が乗り移られて豹変していく姿はけっこう凄い。

憑依されていく恐怖感など、脚本・演出はなかなかです。

前作と違うジャンルになったことで悪い評判もあるようだが、決して嫌いではない。

人が襲われちゃうネタも多種多様で良かったですし、エッチな場面があるのも良い。

全裸でモザイクかかりまくりの大乱闘は、この作品の最大の見せ場ではないだろうか。

ただし、ストーリー的には破たんが多い。

特に、序盤でメリー・ルーを殺した（事故とはいえ）犯人が逮捕されずに校長になっているなどというのは、いくらなんでもありえないと思うし、殺人が起きているのに何事もなくプロムが開催されるのもどうかと思う。

連続殺人なのにラスト以外警察も全く出てこないのもおかしいし。

さらに言うなら、当時37歳のマイケル・アイアンサイドが高校生を演じるのもかなり無理があった。

めっちゃ若ハゲじゃん！

でもまぁ、適度に怖くて終わり方もホラーとしては良いと思うので、観て損はしないと思います。

• #洋画。
• #ホラー。
• #洋画ホラー。
• #プロムナイト。
• #殺人鬼。
• #霊現象。

1は2回挑戦して2回ともギブしたくらいハマらなかったけど、これは面白かったです。
やっぱりマイケル・アイアンサイドってどの映画で観ても存在感抜群ですげえな。

性悪ビッチのプロムクイーン、メリー・ルー。
プロムの夜に浮気現場を目撃した彼氏の嫉妬により、メリーは授賞式の舞台で花火を投げつけられドレスに引火し焼死してしまう。
その事件から30年後、真面目優等生のビッキーちゃんがひょんな偶然からメアリーの蘇らせてしまう。

1と話の繋がりは全くないので単体でも楽しめるし、何より今回は悪霊モノにチェンジしただけあって描写が前作より派手。
メリーの焼死シーンに始まり、次々とテンポ良く表れる犠牲者、メリーに乗り移られたビッキーの見る幻覚の世界など、凄惨さと悪霊ホラーらしい不気味さがたっぷりで退屈しません。
但し前作とはすっかりテイストが変わってしまってるので、1の雰囲気が好きだった人はノレないかも。

時代を感じさせる古臭いCGは味があるし、焼けただれたメリーのおぞましい姿など特殊メイクも見応えがあって個人的にはかなり楽しめた。
特に終盤プロムの夜にメリーが「生まれる」シーンは期待以上でブラボー、制作陣の気合いを感じました。
絶望エンドもお決まりっちゃお決まりだけど悪くない。