『あるいは裏切りという名の犬』、『いずれ絶望という名の闇』と共に三部作を成すオリヴィエ・マルシャル監督のフレンチノワール。元刑事でもあるマルシャル監督自身が、警察を去る原因となった事件を投影しつつ、孤独な刑事の闘いを緊迫感溢れるタッチで綴る。ダニエル・オートゥイユが、警察の体面と正義、家族を失った悲しみの間で追い詰められてゆく“はみだし刑事”を人間味豊かに熱演。衝撃のラストも見どころ。
親友だったものの、ひとりの女性をめぐって反目しあうようになった警視のレオとド二。現金輸送車襲撃犯の逮捕をめぐって、さらに対立は激化していく。そんななか、ある殺人事件とドニの関与を掴んだレオ…
>>続きを読む20年前の惨殺事件の鍵を握る“謎の女”。その正体は?1994 年、双子の兄弟が夏の別荘地で無残にも殺された。初動捜査では名門寄宿舎学校の生徒たちの関与を匂わす情報もあったが、犯人は早々に逮…
>>続きを読む分かちがたい絆で結ばれた敏腕刑事、シモンとフランク。南フランスのトゥーロン警察で長年コンビを組んできたが、不幸な事故がすべてを一変させる。シモンが飲酒運転で人身事故を起こし、刑務所に送られ…
>>続きを読む連続老女強姦殺人事件。史上最悪の猟奇殺人事件を担当するのは、強すぎる正義感ゆえ問題を起こす暴力刑事のハビエルと、明晰な頭脳とずば抜けた捜査能力を持ちながらも他人とのコミュニケーションに難が…
>>続きを読む白昼の繁華街、2人の男が大胆に殺しを行う。鮮やかな手際で標的を始末し、仲間の女が手配した車に乗り込み、使用した銃を川に捨て逃亡する。2人の職業は殺し屋、正確には刑務所に服役中の囚人だ。中年…
>>続きを読む未解決事件を扱う特捜部Qに、また新たな捜査の依頼がやってきた。海辺を散歩していた町人がボトルの中に「助けて」と書かれた手紙を見つけ、Qに送ってきたのだ。手紙はどうやら7~8年前に書かれたも…
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