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GOAL!3 STEP 3 ワールドカップの友情のYYamadaのレビュー・感想・評価

2.3
【スポーツ映画のススメ】
 GOAL!3 (2009)
◆競技名:
⚽サッカー
◆競技の舞台:
 サッカーワールドカップ・ドイツ大会
 イングランド代表 (2006)

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・2006年ワールドカップドイツ大会が目前に迫り、サンティアゴはレアル・マドリードのチームメイトであるチャーリーやリアムと並んで世界の頂点を目指すことに。
・そんなある日、彼らは映画の撮影現場で出会った女優ソフィアと意気投合するが、一緒に出かけた帰り道で交通事故に巻き込まれてしまう…。

〈見処〉
①最終章はW杯イングランド代表!
・『GOAL!3』(原題:Goal III: Taking on the World)は、2009年に製作されたサッカー映画。国際サッカー連盟(FIFA)の『GOAL!』シリーズ全3部作の最終章となっている。
・本作の主人公は前作までのメキシコ人選手サンティアゴに代わり、イングランド代表のチャーリーやリアム。2006年のワールドカップドイツ大会が舞台とした本作は、日本では劇場未公開のビデオスルー作品となった。

②結び…本作の見処は?
なぜ、製作した!?
○: 本作のラストは、W杯ドイツ大会のイングランドvsポルトガル。ベッカム、ルーニー、ジェラード、クリスティアーノ・ロナウドの勇姿を見ることが出来る。
×: 本シリーズの主人公サンティアゴは、本作でまさかのプレーシーンなし。メキシコ代表が主役ではビジネスにならないのは理解出来るが、3部作のコンセプトそのものが誤っていたことになる。
×: イングランド代表が誰も参列しない冠婚葬祭シーンなど、前2作と異なり、有名サッカー選手はストーリーに全く絡まず、ラストの試合後の追悼シーンでも尋常ではない違和感が発生。マーベル・シネマティック・ユニバースに一方的に世界観に合わせた「エージェントオブシールド」以上に片務的な作品構成は酷い。
×: 世界観もイビツながら、試合演出もブルースクリーン合成ありあり、ファンムービーレベルの品質は、非常に残念。
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