全てコンピュータで制御されている最新のフィットネスクラブで、スチームバスやシャワー、トレーニングマシンによる悲惨な事故が相次ぐ中、オーナーは真相を探っていくと、オーナーの元妻で焼身自殺して死んだキャサリンの幽霊がコンピュータに取り憑いていることが判明するという、アメリカ発🇺🇸のスプラッターホラー。
"こんなジムには行きたくない"
ストーリーが破綻している、演出が古臭い等の欠点はあるものの、スプラッター映画としての勢いは素晴らしいので、そこまで嫌いにはなれない作品でした。どういうことかと言うと、脚本が微妙なのがバレバレなのにスプラッター描写でごまかすという、B級ホラー映画らしさが滲み出ていました🚿
まあ、良かった点はスプラッター描写ぐらいなので、どんな描写があったかというと、生き返った秋刀魚がおじさんの首を噛み付いたり、腕がミキサーで切り刻まれたり、有毒廃液のシャワーで体が溶けたりする等です。他のホラー映画ではなかなか見かけないような殺し方が独創的で、監督やスタッフは楽しんで作っているだろうなと感じました🐟
あと、序盤から中盤までは退屈に感じる部分が多いですが、終盤にかけてどんどん面白くなってきたので、なんとか最後まで見れました。終盤は「デビルスピーク」や「キャリー」みたいな演出がチラホラ見えましたが、ジムの会員がたくさんいるのに彼らをまとめて殺すシーンがなかったのは残念でした。「ブレインデッド」みたいな血祭りがあれば盛り上がりそうなのに…💻
というわけで、上映時間が80分と短いので友達と一緒にツッコミを入れたりしながら見るのにはちょうどいい作品でした。また、スプラッター映画が得意な監督にリメイクをしてもらいたい作品の1つでしたので、本作品がリメイクされるといいなと勝手に期待しています😁
※美女たちが全裸でシャワーを浴びる場面が😘
