りょーこ

セックス・クラブのりょーこのレビュー・感想・評価

セックス・クラブ(2008年製作の映画)
3.3
サム・ロックウェル主演なので観た

決してエロ目的ではない、断じてない………ちょっとあるw

が、中身はエロスよりサム・ロックウェルの親離れ、成長を描いた真っ当なダーク・コメディでした!

母親役がJWの育ての親アンジェリカ・ヒューストンで、とっても強そうな熟女で好み☆



母親アイダ(アンジェリカ・ヒューストン)に滅茶苦茶な育てられ方をされて生きてきたヴィクター(サム・ロックウェル)。

現在。
セックス依存症となり、オナニー依存症の親友デニーと歴史解説者として働いている。

ある日、認知症を患う母から、出生の秘密があると聞かされて……



聖なる包皮☆

ラストの展開はドキッとした!!!
そうきたか~

出生の秘密は実は大したことはなくて、その後のサム・ロックウェルの生き方が重要。

劇的に変わる訳ではなく、周りに影響されつつ自分探しをして自分を獲得していく演技は流石の上手さ!

優しいけれど流されやすくて、日々なんとなく生きている微妙な表情から、ほんの少しだけ変わるラストも良い!

特典には原作者と監督のインタビューやメイキング、NG集など沢山入っていてお得♪

面白い!という作品ではありませんが、サム・ロックウェル好きならば、捨てられた子犬の表情を拝める良作です☆
りょーこ

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