ベビーパウダー山崎

ロスト・エンジェルスのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

ロスト・エンジェルス(1989年製作の映画)
3.0
児童更正施設を舞台に金持ちの悪ガキアドロックがアル中の児童心理専門医ドナルド・サザーランドと激しくぶつかり合いながらも一歩ずつ大人になり立ち直っていく。映画としては90年代前後のテレビドラマのような俗っぽい撮り方で感心しないが、丁寧なシナリオとなにより若き日のアドロックが全身全霊を打ち込むような熱い芝居をしていて、それだけでも見て損はないような気がする。ビースティ・ボーイズのアドロックというより流石イスラエル・ホロヴィッツの息子だなあと感心してしまった。