がんちゃん

ドラゴンスレイヤーのがんちゃんのレビュー・感想・評価

ドラゴンスレイヤー(1981年製作の映画)
3.5
【ファンタジー映画強化月間】
昔TDLにあった「シンデレラ城ミステリーツアー」に出てくるドラゴンの元ネタ。
ストップモーションからCGIへの転換期直前に作られた重要作のはずだが、日本ではDVD未発売のため人生初の輸入DVDで鑑賞。PCで再生できた!

ドラゴンの脅威に怯える王国。生け贄として捧げられた姫を救うため、見習い魔術士の青年は鍛冶屋と共に錬成した最強の槍“ドラゴンスレイヤー”を手に立ち向かう。何これワクワクしかしないんですけど!

しかし人間の作った武器ではドラゴンを倒せない。これは『ベーオウルフ 』など神話の怪物の特徴であり、人間は脆弱であるということを象徴している。ドラクエで「ドラゴンキラー」が普通に武器屋で買えるのはそういうこと。逆にドラゴンを素材にしたドラゴンウェポンが強かったりと、本作はファンタジーのお約束をバッチリ押さえている。

アカデミー視覚効果賞にノミネートされただけあって、80年代にしてはドラゴンが滑らかに動く。お顔もかなりイカツめで、洞窟の奥からノシノシと這い出してくる姿は見もの…からの飛び降り攻撃で大ダメージを狙う主人公とか、現在の映画やゲームに影響を与えただろうことが想像できる。

ちなみに僕の友人の植木君はお爺ちゃんと一緒に近所のTDLに通い詰めてはドラゴンに剣を刺し続け、勇者のメダルを5-6個もらったという浦安が誇るドラゴンスレイヤーである。
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