キネマ寸評

SFレーザーブラストのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

SFレーザーブラスト(1978年製作の映画)
4.5
スティングレイ版を入手してしばらく棚置き、やっとリマスターを観た。
わざわざサントラ同梱されてたが、テーマ曲めちゃくちゃいい曲。何度も聞いちゃう。

爆発シーンがいちいちスローモーションで美しい。路地裏荒らしただけではあるが、予算あればね、パニック描写も出来たんだろう。
スターウォーズの看板も木っ端微塵。

デビッド・アレン、ランディ・クックの仕事としても大好き。特典ではスチルでストップモーション作ってる様子とか高画質で観れて感激。日本語吹き替えもいい。悪名高いテレビ放映版も堪能できる。同梱のパンフがまたいい読み物。

シェリル・スミスかわいい。かわいい、いい子。

モラトリアムと若者暴走、最後はあっけなく。それがエイリアンの手で。
改めてSFアメリカンニューシネとして解釈できた。なんだかジーンと来た。
テンポは悪いけど、数年毎に観ちゃう。
きっとこのコンセプトが風変わりだから、それがこの映画の魅力。

一貫したチャールズ・バンドのプロデューサー感覚。やっぱり好きだな。
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