まめだいふく

SFレーザーブラストのまめだいふくのレビュー・感想・評価

SFレーザーブラスト(1978年製作の映画)
3.0
 「あいつは……スター・ウォーズの見すぎ」

 なぜか地球上で顔色超悪い人型異星人と甲羅をとられた亀みたいなエイリアンとの戦いが繰り広げられ、顔色超悪い異星人が負けて消し炭となる。
 その戦場となった荒野にをたまたま通りかかったビリー・ダンカンという青年が、殺された異星人が使用していた武器とペンダントを拾う。
 やがて、ビリー・ダンカンも顔色が超悪くなって、拾った武器で破壊の限りを尽くしだす。
 甲羅をとられた亀型エイリアンはボスに武器の回収を怠ったことを叱られて、地球に引き返す。

 説明不足が半端ないB級SFアクション。
 何で地球で異星人同士が戦っていたのか?
 最初に戦って死んだ顔色超悪い奴は何者だったのか?
 武器やペンダントの出どころはどこなのか?
 そもそもなぜあんな顔色悪くなってしまうのか?
 何か知っていそうなあのスーツの男は何者だったのか?

 以上、なーんにも解明しない! ……ままの唐突なエンドロール。
 うへぇ、とんでもない投げっぱなしを観てしもた。

 まあ、甲羅をとられた亀型エイリアンの動きは、当時の技術としてはよくできていると思う。当然CGじゃない。だんだんかわいく見えてくる不思議。
 そしてとにかく車が爆発しまくる。

 B級SF映画好きならたまらん作品でしょう。
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