もはや感想なんて「すごかった」で済ませたくなるくらい諸々吸い取られて何も残ってない。126分だったようだけど体感はバッチリ180分はあった。長い、長過ぎる、いつ終わるんだ、もう充分堪能させて頂いたの…
>>続きを読む冒頭から映像編集がかっこよすぎる。
水滴と本と人と、映像が透けて重なっていく様子が、鳥肌立つくらい美しい。
マイケルナイマンの音楽も言うまでもなく最高。ワダエミが手がけた衣装も最高。
何より、本。…
絶海の孤島で一人娘と暮らす元ミラノ大公プロスペロー。友人から託された24冊の魔法の書を読み、偉大なる魔力を身につけた彼は、自分を陥れた者たちへの復讐のシナリオを書き、やがてそれが現実となっていく…と…
>>続きを読む◎ 圧巻!ただただひれ伏すばかり。
何一つ見落とさないために眼を見開くばかりだが、次々ととコップから水が溢れてしまう。
物語を操って復讐を織りなす。想像上のあらしを起こす。魔術を使うプロスペローが思…
このレビューはネタバレを含みます
ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「数に溺れて」なら数字という感じで、縛りという…
シェイクスピア「テンペスト」📘がこんな荘厳華麗な映画になっちゃうんだ すごい。ほぼ初グリーナウェイ←コックと泥棒は挫折したから
この作り込み、欧州の舞台観てる感じ。画家ぽさとか監督のセンスすごい…
字幕なかったんでかなり訳わかんないんだけどこれはもう満点付けたくて仕方がない。字幕ありで今度見返して再度評価するが、もうグリーナウェイ好きすぎて仕方がない。ここまで豪華絢爛な作品があるだろうか。贅沢…
>>続きを読む人生においてこの作品を観たことが最高の体験になった。
スタートから情報が滝のように流れてきて、ああきっと彼は思考が幾重にも溢れてきて止まらない人なのだな、と私も思考が止まらなくなった。
ワダエミ…
プロスペローが書いた戯曲という設定ですでに満足度max
・めちゃくちゃ水好きじゃん。
・プロスペローのあの帽子はジョン・ディーぽかった。
・グリーナウェイの他の映画と色々被るところがあった。『数に…
プロスペローが魔法を使って妖精や怪物と戯れるあたりからこの監督の悪魔的演出が頂点に向かってゆく感じ。
どうしてグリーナウェイにはドリーショットが多いのかは結局よく分からず。横たわる人間→堕落(腐敗)…