誤解

600キロの金塊をめぐり、ガイアナのジャングルで繰り広げられるサバイバルを描くフランス製アクション大作

妊婦
いろんな人たちがいました

攻防
展開は微妙

現地感あり
ヒヤヒヤ

アクションもまあまあでした

なかなか面白い。金（ゴールド）の魅力が人の心を狂わせる・・みたいな単純な金ドロボウ達の話を想像していたけど、なんのなんのB級というにはもったいない。ストーリーも、そこそこ良い。

ジャングルの蒸し暑さやサバイバルの大変さが良く描けている作品。
しかし、ストーリーは定番。

軍のヘリコプターがそのまま攻撃するべきなのが、なぜか「警告」をして飛び去る所など、感動シーンを作るためのご都合主義。

落とし所も今ひとつスッキリしない。
原住民を使って金を手に入れたのはいいのだが、その後どうなるの？

ここで気になるのが「原住民」はなぜか全員が一つの意思で動いているような描写。金を巡り仲間割れは？どう分配するの？などがラストがスッキリしない理由だろう。

どうせならヒロインが大金持ちになり大豪遊とかの方がエンタメしていたな。

カッコつけて出てきた5人のプロの殺し屋集団。逃げている5人と同じ女1、男4の構成なので、てっきりこの集団との対決がメイン化と思ったら、まったく活躍の場が無く、ボートに乗って通り過ぎただけってのが笑えた。

定番なのでそれなりに観ることが出来る作品。まぁ、一番のテーマは「どんな環境でも子供は産める」ってとこかな。


余談。
女が金を全部独り占めして大豪遊って言うエンタメラストもありだが、辛口だと・・・・・

全員死亡で、金はその価値がまったく理解できない原住民の子供の遊び道具になってる。とかどう。
あ、おまけに女性は原住民に助けられたように見えたけど、その後原住民の皆さんが美味しくいただきました。ってのもありだな。