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ドラゴンVS不死身の妖婆のXXXXXのレビュー・感想・評価

ドラゴンVS不死身の妖婆(1973年製作の映画)
3.6
天皇巨星ジミー・ウォングのカルト作品!
第二次世界大戦中、父親を殺された日本人兄弟と母親。その父親を殺した中国人の息子であるタクシー運転手の、壮絶な死闘を描いた作品。
原題の『英雄本色』は、なんと『男たちの挽歌』と同じタイトルです...。

ジミー・ウォングが、香港黒社会との繋がりやブルース・リーの圧倒的人気で、香港で干され始めて、台湾へ逃亡してから作られたと思われる作品で、欧米では戦慄と言える内容でカルトカンフー映画として、知られてるらしい。

日本人兄弟の日本語があまりにも、めちゃくちゃで、倉田保昭が出ているのに、あまりにもひどいめちゃくちゃな日本語で、ご丁寧に字幕が付いてます。笑

ジミー・ウォングらしく、華麗なカンフーの型と言うよりは、チンピラの喧嘩みたいなカンフーで、臨場感抜群!!
そして、彼好みのバッドテイストは健在で、盲目の女性と少年を痛めつける辺り、ジミーさんらしい情け容赦無い展開は、その後の韓国ノワールの原型になったに違いない!(テキトー

監督は、ティン・シャンシーと呼ばれる台湾の監督で、かなりのベテラン監督で、あの『プロジェクトA』で、実質的な監督だったと言われております。

クライマックスは、変な着物を着ている、不死身のババアとジミーさんの対決で、何回もタクシーで轢いてもビクともしないババアとの対決は、もはやキチ○イとしか言えないモノで、これぞジミーワールド!と言える狂気が炸裂!

物語も支離滅裂で、全く繋がりを無視している辺り、70sカルトカンフーの面目躍如!と言った仕上がりです。
決して良識ある映画ファンには、勧められない作品になっております!
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