Xavier

ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメのXavierのレビュー・感想・評価

3.8
5分ぐらいしか出ないウィル・フェレルが良いところを持っていったなぁ…
離婚調停人のジョーとジェレミーには他人の結婚式に紛れ込んで大騒ぎし、そこでナンパした女性をお持ち帰りする「結婚式荒らし」という趣味があった。
ある日、2人は財務長官の長女の結婚式に潜入するが、ジョンは次女クレアに一目惚れ、そしてジェレミーは末娘グロリアに付きまとわれる様になってしまう…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ボーン…映画「インターシップ」でも名コンビだった二人が共演したコメディ作品

いゃあ、面白かった!
今日は、やけに重たい作品ばかり観ていたので、気分を変えようと笑える作品に
してみました。

「結婚式荒らし」を趣味としているジョンとジェレミー。
"荒らし"と言っても雰囲気をぶち壊すのではなく、楽しい雰囲気を更にレベルアップさせてくれる楽しい2人。
なんか、演技は別としてホントに楽しんでる感じ(未公開シーンの"99レッドバルーン"を歌うところなんて、その極み)
こんな2人がいたら、さぞ楽しいだろうって思ってしまうよな。

でも、ジョンはこの頃、こんな事でいいんだろうか?と疑問を持つ中で、出会ってしまった女性がクレアだった。

レイチェル・マクアダムスが演じているんだけど、やっぱ彼女いいよね。
なんか、あの笑顔にやられてしまう…

でも彼女にはサックという婚約者が…
またコイツが嫌なヤツなんだわ
傲慢で自己チューの塊のような男で…
男の目からみても、クレアはジョンを選ぶべきだと思う。何よりもジョンの方が断然面白いから…

作品としては、ジョンとジェレミーの掛け合いも面白くて良かったんだけど、後半ちょっとストーリーが駆け足過ぎかな
もうちょっと、深く描いて欲しかった、個人的には。

でもこの作品で、なんと言っても強烈なインパクトを残したのは、チャズ役のウィル・フェレル。
ジェレミーに「結婚式荒らし」を徹底的に叩き込んだ師匠的な感じな人物
エンドクレジットにも名前がないのに、全て持っていくかのような存在感。
かなり笑ったなぁ…

彼を観るだけでも価値がある?かも…
Xavier

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