アキラナウェイ

オブザーブ・アンド・レポートのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

3.2
セス・ローゲンが好きです。
マイケル・ペーニャはもっーと好きです。

つー事で、B級臭には鼻を摘みながら、誘惑に勝てずに鑑賞。

ショッピングモールの警備員を務めるロニー(セス・ローゲン)。正義感が人一倍強く、警官になる事を夢見る彼は、ショッピングモールの平和を脅かす露出魔の逮捕に俄然やる気を燃やしていた。

いいなぁ、セス・ローゲン。
ただ下品な下ネタを頻発するだけのおバカキャラも多いけど、今回はくっさい台詞をキメ顔で魅せる勘違い野郎を好演。自己肯定感が強過ぎて笑う。

いや、モールの警備員だから、やる事なす事の全てが滑稽なんだけど、何故か見ようによってはカッコよく見えなくもない。

マイケル・ペーニャ、警備員の制服が似合い過ぎてやばい。神レベル。

ロニーがゾッコンの化粧品売り場のブランディ。アンナ・ファリスがバカっぽく演じていてハマり役。

「アイデンティティー」にも出ていたレイ・リオッタがここにも!刑事役なのに悪人顔だから、ロニーのライバルにピッタリ。

モールを舞台に、警官隊とロニーら警備員の大バトルも、思った以上に本気でやり合っているし、露出魔をスローモーションで追いかけるロニーとか笑える!!ロニーとインド系俳優アジズ・アンサリ演じる店員とのF◯◯k youのあらゆるバリエーションでの罵り合いが最高。

あ、めっちゃ良い事いっぱい並べたけど、よほどのセス好き、ペーニャん好きでなければきっとスルーしていいぐらいの作品。

露出魔の証拠写真として、アソコのアップ写真がモザイクありで映されるけど、1カットだけモザイク掛かってなかったのは何なんだ。

モザイク班、仕事して!!