YukiIrikura

サタンの書の数ページのYukiIrikuraのレビュー・感想・評価

サタンの書の数ページ(1919年製作の映画)
3.8
ドライヤーの2作目の監督作。グリフィスの『イントレランス』に影響を受けた形式。各年代におけるサタンの誘惑を描く。キリスト編、スペインの異端審問編、フランス革命編、1918年のフィンランド(現代)編の4つのエピソード。サタンは様々な人物に成りすまし、男達を堕落させるが、最後女性だけがその誘惑に打ち勝つのが印象的。子供達が猫を相手にギロチン刑ごっこをする場面もドライヤーっぽくて好き。
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