詐欺師として人生を歩んできた兄弟。しかし弟は足を洗いたがっていた。
兄は「これが最後だ」と弟を説得。ターゲットに選ばれたのは大富豪の女性。しかし、弟がその女性を本気で好きになってしまったことから、計画にほころびが生じ始める。
レイチェル・ワイズ、まさかの尻出し! 彼女は劇中でジャグリングやカードマジックなどを華麗に披露するんだけど、それにもまして尻出しのインパクトが強すぎる!
そしてほとんど喋らない菊地凛子。なぜか首筋に「春鶴巣」と書かれたタトゥーがある、爆破のプロ。因みに鶴の巣は春の季語らしいです。
内容としては、誰が誰を騙そうとしてるのか、何が本当で何が嘘かがだんだんわからなくなっていく感じ。こんなの人間不信に陥るわ。
しかし、そんな嘘か現実かわからない物語の果てに待っていたのは、涙だった……。
レイチェル・ワイズの尻出しの時には、まさか泣ける展開が最後に待っていようとは夢にも思わなかったよ。