風来のリヨナ

悪魔のサンタクロース/惨殺の斧の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

4.2
お仕置きだ。

クリスマス・イブに両親と一緒にお出掛けしてる少年ビリーくん。ママのお父さん、要はお爺ちゃんに初めて対面、というのもお爺ちゃん精神病院入院中。全く誰の声にも応答しない様子でちょっと怖い。病状の説明聞きに両親はビリーだけ祖父の元に置いて離脱。豹変する祖父。「一年通して一回でも悪いことしたならサンタがお仕置きにくる」などと邪悪なことを吹き込まれる。

帰り道、すっかりサンタが怖くなってるビリー。道端でエンストしてるサンタさん発見。助けようとする両親だったが、これが強盗でパパは射殺、ママはレイプ紛いに斬り捨てられ死亡。なんとか生き延びたビリーだが、サンタへの恐怖は18になっても拭えない。そんな時、働いてるおもちゃ屋でサンタ役をさせられて…みたいな。

まぁなんとも悲しい殺人鬼。働くまでの孤児院フェイズで色々と運命を決定づけられ、トラウマがトラウマを呼び込み無事覚醒。彼に救いはあるんですか…そしてかなりえっちでよかった。

個人的に気に入ったのは、「処女雪だ!(処女雪じゃない)」と、トップレスで鹿の剥製に刺される女の子のえっちさです。
風来のリヨナ

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