クリスマスにトラウマがある男が大暴れする話。
トラウマその①
少年は両親とともにおじいちゃんに会いに施設へ。
車いすでボケてるはずなのに、両親が席を外した途端に正気を取り戻して豹変!1年通して良い子じゃないお前にサンタは来ない!と少年をビビらせる。
ここ結構不気味です。
トラウマその②
車で家族で帰途中、サンタコスプレした男が通せんぼ。
相当ここでトラウマにさせられます。
しかもエロと恐怖が合体する少年の形成上よろしくないやつかと思われます!
トラウマその③
養護院で暮らす少年。
クリスマスは恐怖でしかないのに、施設長のシスターがクリスマスアレルギーの治療を強引に行います!
はい、これで強烈なクリスマスアレルギーな青年が出来上がり。
この青年がおもちゃ屋の従業員として真面目に働き始めるのですが…、当然おもちゃ屋なのでクリスマスシーズンはかき入れ時なんです。
なんでそこに就職しちゃったの!
って、おかんも絶対怒ると思います。
サンタをぐーで殴って鼻血ぶーさせたり、強盗させたり、大暴れさせたり。
サンタが登場する時なんてそれに似つかわしくないホラーな曲が流れたりと…
相当この監督さんはクリスマスが嫌いとみた!
とってもシリアスなホラーなんどけど、設定にちょこちょこ苦笑させられて楽しい。
殺戮はバリエーション多く見応えあり。
あとブチ切れちゃった青年がやんちゃするたびに「Panish! Panish!」って言ってるのがちょっと不気味です。
アメリカってやっぱりキリスト教だから、クリスマスって行事的に避けては通れないものなのかな?
とにかく避けようにも避けられず悲劇が起きてしまうのでした。