昨年のクリスマスに引き続きこんなのを鑑賞。昨年見た『サイレント・ナイト』のリメイク元が本作。
幼少期にサンタに扮した強盗に両親を殺された青年が、勤務先の玩具店でサンタの恰好をさせられ発狂、"悪い子"に罰を与えに町に繰り出す。
その内容から、当時ガチで全米各地で上映禁止が相次いだ問題作。
殺人に至る構成は丁寧に作り込まれている。トラウマを払拭しようと抑えている状態で、あんな境遇で育てばああなっても仕方がないと思えてしまう。
玩具店に陳列してある商品を眺めると、ミッキーマウスにポテトヘッドにジャバザハット、知っているキャラクターがけっこういる。
内容の割にテーマソングが明るく軽快。主人公のトラウマの原因になる強盗サンタ、目元がロビン・ウィリアムズに似てる。ところどころ思いっきり画質が悪くなるのは何故?
実はこの作品、この後に４作続くシリーズになっている。２作目は青年の弟が主役で同様に殺人を繰り返すが、１作目の映像を流してばかりの手抜き作。３作目以降は邦題も内容もバラバラでシリーズと言えるのか疑問。これも、今でも語り継がれるカルト的人気の一因か
