王女が追放されるまでは、凡庸だったけどそこからは徐々に良くなった。
後半の重要部分につれて欠損部分も多いので正直測定不能。
王女の時期に次々と縛首を命令していた王女が、追放後、密猟者が巨大な大木…
【語りの寓意性】
スウェーデンとドイツで一本ずつ撮った後、一度見切りをつけた母国デンマークの興行主の「最もデンマークらしい映画を撮ってくれ」という依頼により再びメガホンをとった作品。
原作は当時デ…
カール・Th・ドライヤー。
我儘王女の教育。
本作は元フィルム毀損の為、一部スチルと字幕を充てたデジタル修復版である。
テンポの乱れやストーリーの飛躍等、其の弊害への補完が鑑賞者の想像力に要請され…
むかしむかしもここまでむかしだと、ところどころ抜けのあるボロボロの紙芝居をめくって見せられているような印象で、正直完全に鑑賞したと言えるかは疑わしいけど、観たことにしておく。
冒頭、男たちに求婚さ…
ドライヤー監督唯一のおとぎ話の映画化。ロケーションや雰囲気は翌年のフリッツ・ラング監督作品「ニーベルンゲン/ジークフリート」(1924)と似ている印象。ドライヤー監督らしさは控えめだが、侍女たちが遊…
>>続きを読む[むかしむかしある国に、我儘王女がおりました] 60点
序盤は高慢で冷淡な某国の美貌我儘王女がクセの強い求婚者を退け続けているだけで、ソフトクリーム型の髪をを後ろから棒で支えてるシーンから、欠落部…