ムーラン配信スルー怒りのジェット・リー祭その5
実はジェット・リーは早いうちから最初の奥さんとアメリカに移住してたりする。
少林寺シリーズでの待遇の悪さ(ギャラが1日あたり1~3ドルとか)、病気、初監督作品の大コケなどから、映画業界を離れて中国武術を世界に広めるために。
実際、武館を開いて武術を教えてたそうな。
弟子の人達羨ましすぎん?
その後、香港映画界の大物(ブルース・リーやジャッキー・チェンを見出した人物)の説得で再度映画に出演を決意。
それがこのアメリカで撮影された「ドラゴンファイト」である。
共演に若きチャウ・シンチー、悪役要員のディック・ウェイ、そして後にジェット・リーと再婚することになるニナ・リー共演。
アメリカで武術の演武で訪れていた武術団。
そのうち1人ワイ(ディック・ウェイ)が逃げ出し、その際に警官を殺してしまう。
真面目なラップ(ジェット・リー)が疑われてしまい、逮捕されるが、現地に住むアンディ(チャウ・シンチー)に助けられるが…
ストーリーは暗めだけど、チャウ・シンチーがコメディリリーフになってるおかげでまろやかに。
それでも終盤の展開はシビア。
ワイがのし上がるためには友達だろうが殺そうとする悪党っぷり。
こちらも現代劇なのでワイヤーアクション控えめ。
そこそこアクションシーンあるけど、少し単調に感じてしまうかな。
現地マフィアのクズ男がワイを罵る言葉が古臭くて時代を感じる。
「おたんちん」とか「ポコチン野郎」とかw
あ、これは翻訳者の問題かw
つまらなくはないけど、パッとしない作品ではある。