ぎり70年代のマカロニゾンビホラー。
郊外の屋敷にやってきた3組の夫婦(?)が突然わらわらやって来たゾンビ集団に襲われる。
ゾンビのスピードはオールドスタイルでのろのろでありながら、なかなか力持ちだし知能もある。
顔はほぼ骸骨化、肌がぶら下がり、蛆虫が湧き、目や口から虫が垂れてるのもいいね。髪の毛や抜けそうな歯はそのまんま。
劇伴が宇宙的なイメージのある音楽で不思議なムードを醸し出している。
ロケとなるお屋敷も豪華だし、敷地も広く鬱蒼としててショボくない。
前半はのろまテンポ。
ゾンビがいきなり入って来て「誰だ、何しに入ってきた」ってちゃんと聞くとこ面白い。
だけど、後半からどんどん無常な世界になっていっていいよ、いいよ〜!
サンゲリアスタイルのゾンビが久々に見れて嬉しかった。
ぬちゃぬちゃ内臓かきだし、ぽろりエロスなサービスもあり。人間ゾンビ化もあるよ。
特にゾンビを燃やしちゃうシーン、メイドの首チョンパシーンが好き。ラストカットもとてもいい。
壁に映る影。列をなして廊下を歩くゾンビたち。
ゾンビ頭部を景気良く破壊するのはマカロニだなあ。