しりたん

ゾンビ3のしりたんのレビュー・感想・評価

ゾンビ3(1979年製作の映画)
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原題:THE NIGHTS OF TERROR


発掘現場から博士が発見した古代の石版を解読したら、カビだらけのゾンビが出てきちゃった。
人里離れた博士の豪邸を舞台に若者数人と子連れのシングルマザー(だったかな?)がゾンビに襲われないように奮闘するも、やっつけで終ってしまう内容のマカロニゾンビ物。

私がゾンビにハマリ、ゾンビ物を見あさっていた時は何も疑わずにジョージAロメロのゾンビシリーズの続編だと思って見たモンです( ´・ω・)y─┛~~~oΟ まだケツが青かったぁ・・・。
この駄作にビックリしたのは、この映画のゾンビは協力し合ってドアを打ち破ったりする仲間意識を持っている。
ドアを打ち破るシーンでは、どこぞから持ってきたのか不明の
大木を寝かして、ドアに向かって打ち付けてきて、ドア破壊しますw 
腐乱死体が大木なんて持ったら腕が取れてしまうのではないか?と、小一時間・・・。
しかし当時はこんな思いも抱かず、“仲間意識あるゾンビだ” と観ていた。そして、知恵があるゾンビ!
メイドさんが屋敷の中から窓を閉めようと、まずは外側に出ている木戸(?)を閉める為乗り出し、左手を伸ばす。
すると、暗闇の中から鉄のクイが飛んできて左手の手の平にクリーンヒット!わめいているメイドには柄の長いカマが迫り、
首を刈られるのでした。この映画のゾンビは忍者か?!w 

さて、人間側ですが、若者数人の内1人がトラバサミに引っかかるバカな展開が。庭にトラバサミなんて仕掛けておくなw 
『トルネコの大冒険』もビックリ。案の定足手まといに。
博士の豪邸広いのは分かりますが秘密の通路などあり、いくら部屋のドア閉めてもゾロゾロ入ってくるw
ゾンビ騒ぎの中、子連れのママさんは若者とイチャイチャやりだす。それを覗いていた子供が、自分もママさんの お乳 が欲しいと謎のエロ展開。
この映画はゾンビ物から近親相○に変わってしまうのだろうか?

子にはキビシイママさんはピンタをしますが、いじけた子供は泣きながら走り去って行きゾンビにやられる。
終わり間際にゾンビの一員となってきた 元、我子。明らかに血色悪い。その前に片腕食い千切られて片腕無い時点で何かを察しっていただきたい・・・。
そんな元我子を向い入れるママさんは「吸っても良いのよ」バリに乳を出す。シャウエッセンのソーセージもビックリ。
バリッと喰われ悶絶K.Oです。
『黒い家』 は“吸え~!”ですがこの映画だと噛み千切られてしまいます。痛い痛い・・・。

なぜか修道士のローブ来たゾンビが多いこの映画。
これだけはキマッている。ゾンビとローブは合いますね。

なぜ邦題が『ゾンビ3』なのか?『サンゲリア』 が原題“ゾンビ2”なので、繋がりは全くないけれど便乗でタイトル付けていれば騙されてヒットするであろうと思われたのでしょう。
当時の私みたいなのがカモですね。
しりたん

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