数年前からクリップしてた作品。
これをクリップした頃は、インド映画に全く興味もなく、この映画の主演がシャー・ルク・カーンであることも知らなかった。
アスペルガー症候群の主人公ハーンはイスラム教徒。母を亡くして、アメリカにいる弟のもとへ。そこで出会ったヒンズー教徒のシングルマザー、マンディラと結婚する。マンディラと幸せな日々を過ごしていたが、9.11から、二人の幸せが壊れてしまったのだった。
大統領に会うためにアメリカを旅するハーンの様子に、彼の幼少期から旅に出ることになった原因までの過去のお話を挟みながら進む展開。ちょっとフォレストガンプっぽい感じもする。
正直ちょっと長すぎて、後半は、えー、もうその話いらなくない?とか思ったところもあったのだけど、総じてやっぱりいい映画ではあった。色んな事を考えさせられたし、涙するシーンもあった。
シャー・ルク・カーンの演技も素晴らしかったな。