ポンコツ娘萌え萌え同盟

宇宙人東京に現わるのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)
3.0
大体1週間前くらいに『展覧会岡本太郎』行ってきたので鑑賞しようと思って放置してたので鑑賞。

それにしてもパイラ人さぁ…美ってものは見方次第だけどさ、如何にも明らかに怪しい雰囲気を出して現るのは驚くのも無理ないと思う。
まあそれは置いて、ヒトデに目玉をつけたシンプルなデザインながらもシュールさと異星人感が表現できてるも良かった。
ただあんななりで行動も怪しいからまさか本編で地球に惑星Rの接近するという警戒を鳴らしてくれる味方だったのが意外だった。
まあ意図してそのギャップを表現したのはある意味本作の肝の一つでもあるんだろうけど。
だけどさ、パイラ人が人間の姿を模倣して活動したりするけど、人間らしい行動してないのはちょっとこの宇宙人ガバいなと少し思ったりした。

脚本は本作の登場人物の青空ひかりの姿を模倣したりしてたのや、松田博士に迫る謎の男をもっと上手く使えたら面白くなったんだろうなーとか細かいところで手が届いてない箇所はあるけど、
それでも終盤の新天体Rが急速に近づいてきて崩れる建物や、津波、温度上昇などそれなりに危険が迫ってくるのが雰囲気あってよかった。
あと人が誰もいなくなって活気を失い静まり返った東京の雰囲気もよい。