映画好きの柴犬

アンドリューNDR114の映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)
3.8
共に生き、共に死ぬ

 人型家事ロボットが、自我と創造性を獲得し、人間になりたいという願いを叶えようとする200年の「人生」を描くSFドラマ。

 アイザック・アシモフの短編を原作とする、人間とロボットを隔てるものは何かや、永遠の命を問う物語。以前から見たいと思いつつも機会を逃してきたが、「Arc アーク」を見た流れで鑑賞。ピノキオのようでもあるし、「ブレードランナー」の対極ともいえるけれど、ちょっと寓話的な物語が展開する。

 他のロボットがほとんど登場しないなど、テーマは追求するというよりは、一人のロボットの人生にフォーカスした内容に、演じるロビン・ウィリアムズの優しいキャラクターがマッチしてる。