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ロビン・フッドのnagarebosiのレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(1991年製作の映画)
4.2
単純明快に楽しめました!

これぞハリウッド娯楽大作!といった作りで見終わった後、何も残らないけど、ただただ「楽しかった!」と言える作品です。
脚本が巧く構成され各キャラクターにきちんと奥行きを与えているので、ストーリー自体は単純明快でも飽きることなく観入りました。演出もアップテンポで娯楽に徹した作りが却って潔いですね。衣装もデザインや色合い、生地までリアルじゃないだろうけど "ありそう" な感じ。音楽のマイケル・ケイメンが実に良い仕事してます。
コスナーさん、どう見てもイギリス人には見えませんが、カッコいいので良し!メアリーさん、「アビス」同様、鼻っ柱の強い役ですがメイクもありキレイ。
リックマンさん、悪役なのにコメディリリーフ的な役回りが「ダイ・ハード」のクールな悪役とは一味違い、さすが役者!
モーガンさん、ブレイク前ですが、すでにこのころから重厚な存在感。
とにかく全員、この作品を楽しんで演じている雰囲気が伝わりました。

マイケル・ウィンコットの小者感が「ストレンジ・デイズ」や「三銃士」と同じで良い味出してます。

ズームやフィルターを使った撮影が独特だなあ…。