旅行先、それも“外国”で連れが行方不明になってしまった恐怖は古今東西、万国共通ですね。追い討ちをかけるかのような車上荒らしの被害がまた“あり得そう”で嫌だ…!
そしてやはりこの作品、特筆すべきは誘…
ベルナール=ピエール・ドナデュー教授のことを「この人どう見ても普通のオッサンだし、実は彼女側に何か秘密があったんかねえ」と思わされた時点で作り手の思惑にまんまと乗せられてしまったわけで。知った時には…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
後味の悪い静謐な映画。仲の良いカップルがドライブ中にパーキングエリアに寄る。ところが事件はここで起こる。彼女がトイレにゆく少しの間に、突然失踪してしまうのである。しかも、そこには何の痕跡も手がかり…
>>続きを読むティム・クラベ原作の映画化。
好奇心に駆られると実践したくなる衝動を持つ犯人像が恐ろしい。それは被害者にとっては理不尽極まりない悲劇であるが、犯人にとっては単なる対象物にしか過ぎないのだ。サイコパス…
怖い。想像するといたたまれなくなる。傑作!
これは何も書かない方がいいかな…
最近は、視覚的な暴力がないとダメな人には面白くないと思う人も多いので、そういう人には分からない実に知的で心理的な怖さです…
©1988 Published by Productionfund for Dutch Films