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ザ・バニシング-消失-のYuのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
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絶対バッドエンドって知ってても知りたくなっちゃうよね!!

あらすじ!
彼女が誘拐されて3年。一種の執着に近い感覚で捜索を続けるレオンの元に、ある日犯人と思われる人物がからコネクションが……

主人公が場所を選ばず名前を絶叫しまくる!!サスキアー!!リーネケ!!!!レックス!!サスーキアー!!!!迷惑すぎる!クソうるせえ!いい加減にしろ!!

何かを奪われた時に、新品と交換してもらえるか、犯人を教えてもらうか、どっちがいい?っていわれたら、みんなどっちをとる?
直感的には、もちろん前者のはずなんだけど、物探しに対する思い入れ次第では、かなり簡単に後者にも揺れちゃいそう!
正直、幸せって感情コスト0で発生するノーハッピーノーペインが発生しないファクトだと思うんだけど、
そこを人為的に崩されたときって、感情のベクトルって一瞬すぎると犯人に強く向いちゃうと思うんだよね、、

で、話は変わって誘拐犯のど変態巨体紳士教授がキモキモのキモなわけなんだけど、どこかこう、愛らしいと言いますか、
もう少し声が高くて、むくみ系のデブだったら吐き気を催す嫌悪感があるかと思うんだけどね、

どうも小綺麗でどこか知的で、たまには恥ずかしがったり、パパをしてたりでどうも憎めないわけなんですよ……!
小物に見えて圧倒的キチキチで、ほんとたまに小鹿みたいな、捕食される側の瞳を見せるし、決して強者として人を見下すタイプでもないわけで、
というか、人を人と思てない、本人も言ってたけど完全なソシオパスってこういうもんなんだとうなぁと、そう思うのです!こえー!
ナンパの練習してたり、知り合いナンパしちゃったりする殺人鬼が見られるのはパニシング-消失-だけ!!!
あと変態殺人鬼レイモンドさんは従兄弟にめちゃめちゃ似てた。

で、話はも戻って感情揺れすぎて異常人間になっちゃった彼氏について。
3年間執拗に犯人から嫌がれせレターを送られ、頭がおかしくなるのはわかりみがゲキ深い。公園で犯人と「こないだあった人の名前が面白かった」とかいうクソみたいな話をされても、
何だか普通にあ、そうっすか、って聞いちゃいそうな感じはあるよね。てゆうかあれめちゃめちゃキモすぎる…意味がわからないよ……
でも何だろ、冒頭でもcから始まる名前ゲームみたいなことしてたし、名前っていうところに何かメッセージ的なのがあるのかしら!あとで調べちゃお!!

異常人間の共通点として、普通に周知の事実みたいなノリで当たり前のように淡々と異常な持論を、説得力の向こう側的なパワーを持って伝えてくる感じがあってすきすき!
なんだろ、「自分て座って座ってしかオナニーできないですよね?なので〜……」みたいな、勢いのあるパワー論に、一瞬の輝きを感じましたッ!!!

で、!みんなはコーヒー出されたら飲む?飲まない?私は泣いて鼻水垂らしながら飲むと思います!!!
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