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ザ・バニシング-消失-のtheocatsのレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
1.6
理知的好奇心が旺盛過ぎてシリアルキラーになる人間もいるかもしれない

これ見よがしのホラー演出は皆無だが、最終局面における被害者の立場に自分を置いた時にぞわっとならなかったわけではない。
と歯切れが悪い表現になるのはあまりに淡々とし過ぎていて知的にも感情的にも波風経たぬまま冷めた視点で見流していたから。

正直言うと映画紹介あらすじでキューブリックが「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛していた件に引かれて視聴したもの。
つまりはこのレビュー者(←俺)は名匠キューブリックと同種同レベルの感性を持ち合わせていないことが悲しくも露呈したというわけだ。苦笑
012202
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