ちゃんしん

ザ・バニシング-消失-のちゃんしんのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

恐ろし過ぎる…。

これは恐ろしい…。
生きたまま埋められる…。
元気なのに死ぬまでずっと耐えなきゃいけない。
これは辛い。
暗闇の中、誰にも叫びが届かず、身動きすら出来ず、自分以外の物音すら聞こえず…。
生きているのに、生きている実感を得られるはずの五感を全て無能にされてしまう。
これは酷い。
まだ痛みを伴ったり、状況が理解出来た方が辛くないはず。
頭の中で客観的に自分の状態やこれからの予測が出来るはずだから…。
全てを無能にされたらどうしようもない。

その非道な完全犯罪を仮定し実証して、得た結果を化学者の目線で検証している。
あくまでこの作業を実験として扱っている犯人がそこにはいるのだ。
怖い、本当に怖いサイコホラー。
ちゃんしん

ちゃんしん