コタロヲ

ザ・バニシング-消失-のコタロヲのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞

苦い作品だなと感じました。

彼からしてみれば、「ただ興味があった」だけ。素朴な疑問から始まり、そこには特別なものなど何も無い。(自分と、子供のように。)

そこから来る「首筋を虫が伝うような違和感」を味わえるのは観客の特権で、映画的に捉えますと新鮮だなと思いました。

レイモンは、あの様にすることで自分の欲求を「昇華」していたように見えました。
彼らが彼方で会えたことを、願うばかりです。

もう自分も「閉じ込められた」のかもしれません。様々な事を考えている時、ずっと彷徨っている感覚がするのです。

見事なまでの二面性です。
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