ウェス・クレイヴン監督が『エルム街の悪夢』で有名になる前に手掛けたTV用映画
"有力者達が集う社交クラブがある町へ引っ越して来た科学者マットは入会を躊躇していた、そんなある日家族に異変が起こり始める"というストーリー
ジャンルとしてはSFホラーだけど"金や権威ばかり求める人間の愚かさ"や"家族愛"についても深く掘り下げて描かれている、ような気もする
前半のサスペンステイストは中々、ジワジワと主人公の日常が崩壊してゆく様子もリアル
敵の本拠地へ自ら開発した宇宙服で乗り込むシーン、シュールな出来栄えだけど他ではあまり見られない展開だと思う
全体的に低予算にしてはそれなりに面白かった