時計じかけの俺ん家

カラフルの時計じかけの俺ん家のレビュー・感想・評価

カラフル(2010年製作の映画)
4.4
森絵都さんの原作もだいぶ昔に読んだはず。希死念慮を抱える若者は見る・読むべき1本。

アニメーションの割に母親が不倫、同級生が援交と冒頭からヘビーだが、これが自殺した彼を取り巻く現実。

ラストから学ぶ通り、生きると言うことは良い意味で汚すということだと思う。生活していれば自分の色が着く。人と出会えばその人の色が自分に混じる。生きるとはキャンバスを染めるようなもの。手にはパレット、さぁ何を描こう。
僕にはそんな映画だった。