見え隠れする おつぱい&グロの才能
南イタリアの小村で、3人の少年が殺されるという事件がおきる。
警察は、容疑者として岩山に住むジプシー女(フロリンダ・ボルカン)の身柄を拘束するが…
ルチオ・フルチ監督の良作スリラーです(;>_<;)
フルチ監督は「サンゲリア」「ビヨンド」「地獄の門」などイカれた超グロゴアホラーで有名ですが、生前、「自分の最高傑作!」 と言ってた2作のうちの一本。
まあ、ほんとに名作です…
なんと!フルチ映画なのにシナリオがしっかりしているのです( ;∀;)
バレバレだけど、真犯人もあり(苦笑)
フルチ監督作はここ数年でかなりの作品がBlu-ray,DVD化されたんですが、本作は傑作だと言ってるにも関わらず、無視され続けています(;゜∇゜)
VHS止まり。
考えられてる理由は…
・子どもが殺される(´д`|||)
子どもの死体描写がまずかったんですかねえ…
・ヤバいグッズが子ども殺人の道具に使われてる。
英題は「Don't torture the duckling」
「アヒルくんをいじめるな!」になるんですが、
そのアヒルくんというのが…
Dィズニーの「Dナルドダック」なんですねえ(;´∀`)
これは非常にまずい( ;∀;)
・グロゴアホラーじゃないから日本で人気ない。
フルチ監督と言えば、ホラーなのでいまいちスリラーの知名度が低い。
確かに、まじめでフルチ監督にしては地味なスリラーなんですが、小さな閉鎖された村で殺人事件。
まず、知的障害の男が疑われ、次にジプシー女が疑われます。
アリバイがあって釈放されるんですが、それを良しとしない村民たちに集団リンチにあって惨殺されます(´д`|||)
悲惨なリンチシーンとBGMのノリノリロックがまったく合ってません(苦笑)
鎖や棒でフルボッコにされ、肉は裂け血まみれになり、誰にも助けられず息をひきとるフロリンダ・ボルカンはさすがにかわいそうでエグすぎる…
↑このシーンは「ビヨンド」でも再利用
また、ボルカンが全裸になり少年を誘惑するシーンもエロエロヤバイ(;゜∇゜)
スタイルの良さとおつぱいの美にゅうっぷりときたら( ;∀;)b
子どもとはいえ、絶対アレ「立ってる」でしょ!
つい脱線しました…
というわけ?で、閉鎖された村の陰鬱な雰囲気も交えたなかなかのスリラー(*´-`)
しかし!本作最大の魅力は、真犯人の最後(n‘∀‘)η
崖から落ちるんですが、
落ちる途中、スローになり、
殺人の思い出が走馬灯のように蘇り、
切ない音楽がかかり、
岩に顔がぶつかるたび、
青い火花が出て(笑)、顔の肉がガリガリ削れる衝(笑)撃グログロシーン(;゜゜)
このシーンも後に自分で流用しますが、すでにグロホラー監督の素質を開花させていたようです(*^^*)
VHSしかないのに、なぜDVD観賞なのかって?
イギリスからDVD輸入しました( ロ_ロ)
VHSも超プレミア価格となり、しかも最近では流通すらなくなった映画ですが、なんとか日本でのDVD、Blu-ray化を望む…。
真犯人がアレなんで、アメリカでも劇場公開禁止になった問題作なんですがね(;つД`)