ななし

天国にいちばん近い島のななしのネタバレレビュー・内容・結末

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

原田知世だから見た

お父さんが言ってた天国に一番近い国を探しに、お父さんの死後、16歳ながら旅に出る話

海も空も綺麗だし、
原田知世も可愛い、棒読みだけど
ニューカレドニア、行ってみたい
ウベアね!

オープニングからディズニーの古い映画みたいだった、渋い
80年代の映画か〜、あんまり見ないんだけど、やっぱり肌感には合わないな

なんだろうな、この世代の映画ってダンディなおじさんと無垢な女の子が憧れみたいな恋をする、的な流れだよね
それがちょっと気持ち悪く感じてしまう
突然知らない人が肩抱いて君は素敵だみたいなこと言ってきたら怖いんよ、、
おじさん側がカッコよく描かれてるのもな、、

そんでみんなテキトーなのよ
お父さんも島の名前はニューカレドニアって結構適当に言うし
まりちゃんも島行ったらすぐわかる言うて、結局お父さんの島分からんし
ここが天国に一番近い島だと言ってって、なんか投げやりだし、倒れんのかい
飛行機の心配したらどうや
添乗員まともなこと言ってんのに逆ギレするし
住所聞き忘れてもドジで済まそうとするし
まりちゃんを愛したのね→違うよ→結ばれる、意味はわからん

戦争の話はよかったな
あのご婦人のセリフも良い
人生はわがままを言いすぎるほど長くないのよ、深い

お母さんが泣けなしのお金で娘を送ってきたのに、
泊まってもないホテルの追加料金も、ただのミスで当日料金ばりの飛行機チケットも、捜索のためのセスナと人件費も払うし、
さらに旦那を亡くして辛い時に娘もいなくて、しかも予定日に帰ってこなくてって思うと、、、
あんだけ毒づいてたけど、良い人だったから、そこを思うと切ない
最初からツアーじゃなくてフリーで船の下で寝ればよかったんだよ、、、

すぐいなくなったけど、飛行機の隣にいた若い子も悪いやつじゃなかった
品性は疑うけども
ななし

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