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天国にいちばん近い島のパンのレビュー・感想・評価

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)
4.2
うわー!贅沢な旅行!
セスナからの眺め絶景すぎる。良いなあ。
舞台となる天国にいちばん近い島はフランス領ニューカレドニア。
フランス領と言ってもオーストラリアのすぐ近くなんだが… 
こんな超南の島まで日本軍が来てたんだから驚くよなあ。

主人公、全然喋らない性格なのに女一人で海外旅行するクソ度胸よ。
でも現地に着いてからは結構喋るよね。
それはそうとしてお母さん気前良いけど、自分の娘に「愚図」だのボロクソに言ってて笑えん。 
飛行機の中の二十歳ちょいの女の子が微妙にうざくて楽しい。
あの子逆に喋りすぎて友達いなさそうw

偽ガイドのおっさんガイドついでに未成年デート誘ってくるとか怖すぎる。
そして割とノリノリな主人公。まさにパパ活。
「いくらわがままを言っても、わがままを言いすぎるほど人生は長くないわ」と言ってたお婆さんのセリフが心に残ってる。 

大林監督作の中では海外が舞台なのもあり、かなり異色の映画だ。
なんでこう角川映画っていつも俺のツボに刺さるんだろうな。
フィルマークスの評価は低いの多いけどどれも面白いわ。
あと昔の日本人は経済も精神も豊かで本当に楽しそうだなって羨ましく思った。
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