LEE

サイモン・セズのLEEのレビュー・感想・評価

サイモン・セズ(1999年製作の映画)
3.0
デニスロッドマンが主演で熊欣欣も出てるなんだかダブルチームの姉妹作みたいな一本(製作にリンゴラム
なんだかアクションもストーリーも大味な一本だった


そもそもなんでデニスロッドマンにデインクックは声をかけたんだろうという前提の部分から雑で大味な展開がずーっと続く為、流石の僕も見ててう〜んとなってしまった
登場人物がまぁまぁいたのでストーリーがシンプルなはずなのにちょっとこんがらがってしまっている感も否めなかった
あとデインクックがコメディアンというのもあるのかもしれないが、ジョークを言うシーンが多くそれがそこまで個人的には面白くなかったのも残念だった
あんだけしつこくやられるとキャラにウザさを覚えるようになってしまった…


アクションは85分という短い尺の中にたくさん詰まっている
しかし熊欣欣の作るアクション全てに言えるかもしれないが大味な部分が多くイマイチ煮え切らないというのが正直な感想
あと身長や手足の長いバスケ選手のデニスロッドマンが敵を薙ぎ倒しても「そりゃあんだけデカいなら勝てるだろ……」としか思えなかった(高身長の辛いところ
熊欣欣との対決も何度かあるが、死亡遊戯のように小さい側が工夫を凝らして勝つから面白いのであって体格で圧倒するだけのアクションは捻りがないなと感じてしまった


お金はかけてるんだけど微妙と言わざるを得ない一本
あまりオススメはできないかも…
LEE

LEE