劇場前のセント・マーティン通りで詩の朗読をしている大道芸人のチャールズ(チャールズ・ロートン)は、若い女スリのリバティ(ヴィヴィアン・リー)と出会う。彼女の歌と踊りの素質を見抜いたチャールズは、仲間と一緒にグループを作り大道芸を始めるが、芸を見た作曲家プレンティス(レックス・ハリソン)に認められたリバティは大劇場にスカウトされスターへの階段を上っていく。
リバティの素質を見抜いたときの表情と落ちぶれたときの表情の落差が分かりやすい。「人生はジョークだ」と語るチャールズが本当にジョークのような人生を歩んでいく。路上の大道芸は違法なのかな。