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ディレクターズカット ウッドストック/愛と平和と音楽の祭典のmasaのレビュー・感想・評価

5.0
1969年8月にアメリカの農場で行われた3日間の野外ロックフェスティバルの模様のドキュメンタリー映画。

伝説のウッドストック・フェスティバル。

編集にちゃっかりマーティンスコセッシが参加している。でも実質上の監督だったのではとの声も。

Blu-rayも長いです。3時間45分位入ってます。でも好きな人はたまらない。

動く、みんな全盛期の、ジミヘン、ジャニス、スライ、サンタナ、フー、ジェファーソンエアプレイン、キャンドヒートなどなど、失神しそうでした。
特にスライ登場には興奮して倒れました。。

音楽の映像以外に、
当時のアメリカのヒッピー文化、サブカルチャーが非常によくわかって面白い。
ドラッグの屋台があったり、お客のインタビューが興味深い。
途中から雨が降ってきて、泥で滑って遊んだり、3日間野宿してる人は、男女関係なく全裸になって川で泳いで体洗ったり。

中にはライブ中に出産した人もいて、アナウンスされ、ジョンセバスチャンが唄う前に、『今生まれた赤ちゃんにこの唄を捧げます』など粋なセリフ。

なんか、スタッフ、アーティスト、お客さんが一体となっている感じのフェス。もうこういうのできないだろうな。

当日入場者は20万人位は入るだろうと予想されていたが、それをはるかに上回る40万人位入ったらしく、チケットを持ってない人が続々と詰めかけ柵を越えて、途中からフリーライブになってしまった。

当時のアメリカの若者文化を伝える貴重な映画にもなっていると思う。

ほんとこのへんの1960年代の後半から1970年代の音楽がとても好きです。
最高でした。
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