ガブXスカイウォーカー

クランク家のちょっと素敵なクリスマスのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.0
《あらすじ》
クランク夫妻は「今年は海外旅行に行くのでクリスマスはパスね」宣言した途端にご町内の住人たちから「どうかしてんじゃねえの! クリスマス祝えや!」とつるしあげをくらう。その勢いは家を聖歌隊が取り囲んで合唱したり、何度も電話で聖歌を流してきたりと、とどまることを知らない。
夫妻はご町内の住民たちの説得(ほとんどいやがらせ)に反発し、意地になってクリスマスの飾り付けすら拒否し続ける。しかし、海外留学していた娘が急きょ帰ってくることになり、180度転換してクリスマスパーティを開くことに! だが今更ツリーも飾りも料理もそう簡単には入手できない。駆け回る夫妻の結末やいかに・・・・・・!


原作は『ペリカン文書』、『ザ・ファーム/法律事務所』のジョン・グリシャム。こんなコメディも書いていたの? スゲー才能!
脚本は誰かと思えば、『グレムリン』、『グーニーズ』などの脚本を書き、『ホームアローン』、『ハリーポッター』シリーズを監督したクリス・コロンバスじゃないか。いい仕事をしているぜ。

『スパイ・ハード』は何も残らないコメディだけど、こちらは温かい物が残るコメディ(どちらも傑作!)。ご町内という閉鎖社会の優しさと恐ろしさを過激に描いた爆笑映画。隠れた名作なのでお薦め!