鏡の中にある如くの作品情報・感想・評価

鏡の中にある如く1961年製作の映画)

SASOM I EN SPEGEL

製作国:

上映時間:91分

3.9

『鏡の中にある如く』に投稿された感想・評価

D

Dの感想・評価

-

ベルイマンによる神の沈黙3部作の第1作目。夏、孤島での美景の元で過ごす4人の家族に孕んだ狂気が次第に頭角を表していく。見事な映像美、ベルイマンの愛が屈折した形で表現された、「処女の泉」の変奏曲にも感…

>>続きを読む
necoko19

necoko19の感想・評価

3.0
家族を顧みない父親、精神疾患を持つ長女とその夫である医者、父親にかまって欲しい弟。もつれにもつれて、最後にはどん底からの一筋の光。この家族のその後が気になるな…。
8

8の感想・評価

3.0
自己批判入ってるよね
宗教問題がどこまで深いものとして扱われているかなど考えた 真理はあるのかみたいな

著名な「神の沈黙」三部作の最初の作品。重篤な精神病を患う娘を己の小説の題材として見てしまう父親像が、あの芥川の「地獄変」の絵師を髣髴とさせるけれど、ベルイマンは家族に対して抑圧的であった自身の父親を…

>>続きを読む

観客としての自己を意識すること、映画ではあまりないような 女の身体そのものが閉じられた家であり舞台である様、暗転のようなショットの切り替わり、時間感覚、バシバシ決まってる画に次々襲われて体温が上がる…

>>続きを読む
yu

yuの感想・評価

3.8
精神分裂病を患った娘


人は皆 円を描いて
そこに閉じこもって
生きている

時おり人生の現実に
円を突き破られても
すぐに別の円で身を守る


愛が神そのものなんだ
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2023/1/26
「神の沈黙」三部作の1作目。登場するのは父親と娘と息子、娘の夫の4人のみ。最初こそ仲が良い家族のように見えるけれど、娘が精神のバランスを崩していたり、父親が家族のことを分かってい…

>>続きを読む

イングマール・ベルイマン監督作品。

“神の沈黙”三部作の第一作。

作家のダビットと姉のカリン、弟のミーナス、カリンの夫で医師のマーチンが孤島の別荘でヴァカンスをする。4人は仲睦まじいが、…

>>続きを読む
kuu

kuuの感想・評価

3.8

『鏡の中にある如く』
原題 Sasom i en Spegel.
英題 through a glass darkly.
製作年 1961年。上映時間 89分。
スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイ…

>>続きを読む

男と女と車が1台あれば映画はできると言ったのはゴダールだが、たった四人の登場人物と海辺の古びた別荘だけで、人間の心理を深掘りした真理を追求する映画が作れてしまったのは、さすがべルイマンとしか言いよう…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事