そこまで長くない尺の中に、キャラクターたちのエッセンスがギュッと詰まっていて、結局何度も戻って観返した。各々の眼がいくつもの事柄について発信していて、それだけでも結構満足させられる。
全てのカット、…
観る順番ミスった‼︎
“沈黙”では分からなかったベルイマン的神の定義がこっちではしっかり描かれてるから、絶対“沈黙”より先に観るべき。
取り敢えずこの映画本当に好きすぎて…
観た後暫く固まってしま…
メンタルケア0点お父さん
神の沈黙三部作の1作目。
統合失調症がまだ精神分裂病だった頃のお話。分裂病になってしまった娘と彼女の父親、弟、夫の4人家族をとりまく苦難を描いた作品。
父親は作家なので…
精神を病んだ女性とその旦那、その女性の父で小説家と、弟の海辺での休暇を舞台に、錯綜とした心理劇が繰り広げられる、ベルイマンらしい作品。
ベルイマンはしばしば「神」や「信仰」についてを映画的に描いた…
ベルイマン映画に訪れる静寂は異常なほどに冷たい。『不良少女モニカ』同様ハリエット・アンデルセンの超音波のような叫び声にはストレスを感じる。壁の穴を初めて正面から映す時の、揺れている複数の光は魂を彷彿…
>>続きを読む「叫びとささやき」のようなギャッとなる感じは薄いもののやはり90分のコンパクトな尺で人間の心のコアみたいなとこまで掘って描いてくれるから助かる。
引き気味の白黒の画がバシバシ決まってて特に朽ちた船の…
(c) 1961 AB SVENSK FILMINDUSTRI